こんにちは、ガテン系公務員ブロガーのyoppi(yoppi@niseko)です。
この記事を読むと
ファイナンシャルプランナーがどんな人かがわかり、具体的にどんな事をしているのかわかります。
本記事の内容
ファイナンシャルプランナーとは?
ファイナンシャルプランナーの6つの義務
ファイナンシャルプランナー活躍の場
私は、今年の5月にファイナンシャルプランナー3級の試験に一発合格しました。
現在、ファイナンシャルプラナー2級取得に向けて勉強中です。
コンテンツ
ファイナンシャルプランナーとは?
ファイナンシャルプランナーは「お金の専門家」で、「家計の主治医」です。
ファイナンシャルプランナーは次のような6項目にわたり、人生におけるお金の知識を多角的に学んでいるため豊富な専門知識をもっています。
また、個人に対するアドバイザーでもあるので、高い倫理観をもって信頼される存在です。
専門知識とは
- ライフプランニングと資金計画(教育・住宅・老後など人生の3大資金について)
- リスク管理(主に保険について、保険の見直しかた。保障の内容は自分に合っている?)
- 金融資産運用(余裕資金はどのようにして増やしていくのか?)
- タックスプランニング(税金についての知識)
- 不動産(住宅を検討する上で勉強しておくと役立つこと)
- 相続事業継承(相続財産は?どのくらい?税金はどのくらいかかるの?)
の6つです。
ファイナンシャルプランナーの6つの義務
ファイナンシャルプラナーは信頼される存在として、高い倫理観をもっています。
具体的には次の6つの義務があります。
- 顧客利益優先の義務
- 守秘義務の遵守
- 説明義務(アカウンタビリティ)
- インフォームドコンセント
- 遵法精神(コンプライアンス)
- 常に最新の知識修得に努める義務
顧客利益優先の義務
ファイナンシャルプランナーは自分の利益を優先せずに顧客の利益を優先しなければなりません。
守秘義務の遵守
FPは金銭情報などの顧客の繊細な個人情報を扱うため、第3者に漏洩しないよう厳密に扱わなければなりません。
説明義務(アカウンタビリティ)
ファイナンシャルプランナーは顧客に対してプランニングの詳細や手数料等の報酬体系を分かり易く丁寧に説明しなければなりません。
インフォームドコンセント
ファイナンシャルプランナーは顧客に対して十分な説明をした上で、顧客の自由意思に基づく合意を得なければなりません。顧客は納得するまで説明を求め、納得できない時には拒否する自由があります。
遵法精神(コンプライアンス)
ファイナンシャルプランナーはお金についての様々な知識を持って幅広い業務を行います。関連する法令も多くなるので、それらに抵触しないように細心の注意が必要です。
常に最新の知識修得に努める義務
ファイナンシャルプランナーは顧客に間違いの無い質の高い情報を提供するために、法律や税制など常に細心の知識を保つように務めなければなりません。
ファイナンシャルプランナー活躍の場
ファイナンシャルプランナーは一体どのような場で活躍している?
ファイナンシャルプランナーは様々な幅広いお金についての知識を持っているため、その活躍の場は多岐にわたります。
働き方は人によって多種多様です。年収も200万~1000万円と幅があります。
資産運用・家計管理
ファイナンシャルプランナーの知識は、就職や独立に役に立つだけではありません、一般の学生や主婦が自分の人生設計(ライフプラン)を考えたり、家計をやりくりする上で大変役に立つ知識です。
将来や老後に向け正しいお金の知識を学ぶことで有利な貯蓄、資産運用に役立ちますし、
必要の無い保険に加入して無駄に支出する事などを防ぐことにも役立ちます。
企業内ファイナンシャルプランナー
主に銀行、証券会社、保険会社、不動産会社などの金融・不動産系企業に所属してサラリーマンとして仕事をします。
ファイナンシャルプランナーの約9割が企業内ファイナンシャルプランナーと言われています。
資産運用やローンが必要な商品を販売するうえで、顧客の悩みやニーズを把握したうえで最適な提案を行います。
金融系企業ではファイナンシャルプランナーの資格があると専門知識を生かして働けます。
このほか、不動産業界でも、ファイナンシャルプランナーの資格が役立ちます。
代表的な企業内ファイナンシャルプランナーは以下のような人たちです。
- 金融機関に勤務している方
- 保険会社の代理店の職員
- 税理士、公認会計士、不動産鑑定士、宅地建物取引主任者、社会保険労務士、中小企業診断士、弁護士、司法書士、行政書士などで資産に関する相談業務に従事している方
- 会計事務所の職員
- 不動産会社、建設会社など土地建物の取引・建築・相談業務に従事している方
- 投資顧問会社の職員
- 生活協同組合などの共済等担当職員
- 一般事業会社および官公庁の福利厚生担当者および金融・財務・経理担当者
- 商事会社の商社金融担当者、商事会社やコンピュータ会社等の金融機関営業担当者およびソフト開発担当者
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独立ファイナンシャルプランナー
独立系ファイナンシャルプランナーは、個人事業主もしくは法人として独立開業をしているファイナンシャルプランナーのことです。
独立系ファイナンシャルプランナーは、個人顧客の相談業務をメインで行っています。
ファイナンシャルプランナーはそれぞれ専門分野を持っており、自身の得意分野を生かしてセミナーの講師をしたり記事を執筆したりすることします。
例えば、不動産の分野に強ければ、不動産投資に関するセミナー、書籍販売
株や投資信託等の金融商品に精通していれば、投資顧問や投資セミナー開催、関連書籍の販売などです。
中には個人で不動産会社を立ち上げたり、保険代理店として開業し独立している人もいます。
まとめ(ファイナンシャルプランナーはお金の専門家で働き方は、サラリーマン、独立等多岐にわたります。)
ここではファイナンシャルプランナーの特徴、やらなければならない事、その具体的な活躍の場について書きました。
- ファイナンシャルプランナーとは「お金の専門家」、「家計の主治医」のような人です。
- ファイナンシャルプランナーは個人を相手に大切な情報を取り扱うので守らなければならない6つの義務があります。
- ファイナンシャルプランナー活躍の場は企業内(サラリーマン)、独立系に分かれていて具体的な活躍の場は多岐にわたります。
この記事を見てファイナンシャルプランナーに興味を持った人は、是非とも資格取得して、自己のキャリアアップや就職、転職にいかしていただければと思います。