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公務員安定は本当か?現役公務員が語る公務員のメリット、デメリット

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こんにちは、ガテン系公務員ブロガーのよっぴ(@yoppi_no01です。

公務員が安定しているって本当なの?

安定しているって具体的に何が安定しているの?と思っているあなた。

あなたの疑問に現役ガテン系公務員がお答えします。

ここの記事を読むと公務員のどのような部分が安定しているのか?公務員の筆者が感じているメリットとデメリットが分かります。

この記事を書いている筆者は20歳で公務員になり現在41歳、21年間ガテ

ン系公務員として勤務してきました。その中で私が今まで感じたガテン系公務員で良かった点と悪かった点を包み隠さずに話します。

公務員安定とは具体的にどのような部分?

【公務員の安定1】収入の安定

公務員になると毎月の給料や1年に2回のボーナスが必ず決まった日に決まった額が入ってきます。

国家に雇われている我々の給料は国民の血税から支給されていて、国家予算であらかじめ計上されているため、基本不払いがおこることはあり得ません。

もしも、不払いが起こったら、その時は国が経済的に破綻しているということであり、日本においてはまずありえないとおもいます。

過去21年間勤務する中において給料日に給料が支給されなかった事は一度もありません。これは当然の事のようですが民間企業と比較すると当たり前ではありませんね。

民間企業では経営状態が悪化すると給料の不払い、後払いが起こったりすることもありえると思います。

このあたりが公務員としての一番の魅力なのかもしれません。

また、仕事はどのような種類にせよ公務のため基本的にすぐに無くなってしまうことはなく、失業する心配はありません。

【公務員の安定2】福利厚生の安定

公務員には様々な福利厚生制度があり、かなり充実しています。

具体的には下記の様な多くの福利厚生制度があり安定しています。

・ 有給休暇

・ 厚生年金(給与からの源泉控除で自動的に加入します。)

・ 病気休暇

・ 休職

・ 育児休業、育児時間

・ 介護休暇

・ 配偶者同行休業

・ 共済組合事業(組合員貯金利息の優遇、傷病手当金、育児休業給付金、家族出産費の助成等)

【公務員の安定3】雇用の安定

公務員はリストラというのは基本的にありません。

仕事においてノルマ等はなく、競争がないため際立った成果をあげなくても基本的に首を切られることは無いです。

もしも仕事最中に起きた事故で大きな障害等を背負ってしまった場合にも基本公務災害と認定され、それが原因で解雇されることはありません。

この辺りは民間企業と大きく違い安心して働けるメリットであるといえるでしょう。

しかしながら、この安定がやや問題と感じる部分も・・・(後述します。)

公務員になるメリット

このように公務員になるメリットは収入や福利厚生の安定にあるといえます。

一度、公務員に就職すると本人が自ら退職するか、懲戒処分等により免職(クビ)とならないかぎり職を失う事はありません。

給料もボーナスも基本的には毎年一定額がベースアップしていき、決まった時期に決まった額をもらうことができます。

福利厚生が充実していることで、もしもの時にも手厚い保障が受けられて、すぐに生活に困窮するということも無いでしょう。

公務員のデメリットはどのような部分?

では公務員になるのは魅力的なのでしょうか?

確かに良い部分は一杯あります。

しかしながら、良くないと感じるデメリットも当然あると思います。

ここでは筆者が感じる公務員のデメリットを公開します。

あくまで個人的な意見ですが、参考にしてください。

【公務員のデメリット1】収入が激的に伸びることは絶対にない

給料収入の安定は確かに大きなメリットです。

しかしながら、長所は短所であり、短所は長所でもあります。

そうです。公務員は安定している分、当然ですが収入が激的に伸びることはありません。

公務員の給与は民間企業の平均とされていますので、日本国民の生活水準の平均から落ちることも無ければ、逆に成功して平均以上の収入になることも無いのです。

昇進や昇給により、多少の差はあれど大きな差は生まれにくいです。

そのため、努力により収入を増やし経済的な自由を手に入れるというのもほぼ不可能といえます。

【公務員のデメリット2】資本主義の中にあって、最高に共産主義

公務員は国家、国民の為に働く公の奉仕者です。

その組織運営の意思決定機関は基本的に国民の皆さんです。

そこで働く我々に自らの考えによって自主的に何かを生み出す仕事はありません。

決められたルールから一切はみ出ることなく、上からの指示を愚直にこなしていくのみです。

だから、決められた流れに逆らったり、その流れに乗れないと爪弾きにあいます。

【公務員のデメリット3】自ら主体的に組織を改善することは決してできない。

上記で述べたように、決められた流れから外れる訳にはいかないので、やっている仕事がおかしい、もっとこうするべきとの考えがあっても基本的に大きく組織を改善することはできません。

自ら主体的に何かを改善することができないのです。

このような期間を長く過ごすと、自ら積極的に考えることができなくなり、より良いものを求めて試行錯誤して改善していく力が失われます。

まとめ

公務員は安定しているとよく言われますが、実際に務めてみるとメリット、デメリットがあります。

メリット

・定期的に昇給があり、基本的には年功序列で賃金があがっていく。

・決まった日に決まった額の給料・ボーナスが必ず支給される。

・仕事が無くなって失業する心配がない。

・福利厚生がしっかりしていてもしもの時の保障が手厚い。

デメリット

・収入が激的にのびることは無く、お金持ちになって経済的自由を得ることは難しい。

・はみ出る杭は打たれる。

・主体的に行動し考える能力が失われる。

以上、筆者が経験をもって感じる公務員の安定、メリット、デメリットについて書きました。

やはり、良いところもあれば当然悪いところもあります。

新規採用や転職で公務員を目指している方は参考になれば幸いです。

もっと細かな気になる点があれば「お問い合わせ」より質問ください。

ABOUT ME
yoppi
現役ガテン系公務員ブロガー&投資家| 宅地建物取引士|競売不動産取扱主任者 仮想通貨、ソーシャルレンディング、競売不動産投資、積み立てNISA、Idecoで資産形成中! 夢は社会に縛られずに生きる豊で自由な人生を手に入れること。 自ら稼ぐ力をつけるために日々奮闘中の新米ブロガーです。